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昭和記念公園ハーフマラソン (2024/03/02)

初ハーフマラソンでした。次にすぐ走る予定もないので、記憶がフレッシュな内に備忘録として書いておきます。

準備

ハーフマラソンに出ようと思い立ったのは大会1ヶ月前位だったですが、それまでに、ランニング の習慣は形成されてました。

ランニング を始めた主な理由は、30代になり明らかに運動していないと体力が落ちていると感じたことが大きいと思います。在宅勤務で何年か座って仕事をしていて、時々立ち上がるとそれだけで立ち眩みがするようになり、このまま体力が落ちていくとどうなってしまうんだという不安がありました。当時は体重も50kgを切っており、食事も1日2回で、かなりの虚弱体質でした。その割に、姿勢の悪さからかお腹回りには結構脂肪はある状況でした。

ランニングを始めてみると、体力の向上以上によいことがありました。思えば、20代のほとんど、高校卒業から10年以上習慣的に運動をやっておらず、いつのまにか、仕事はさておき、日常生活で自分の限界に挑戦するというマインドが廃れていたようでした。走り始めて、そのマインドを再び取り戻せたように思います。

始めたのは、2022年の前半のどこかからで、1km位から始めて、徐々に増やしていき、この年は大体毎朝3-5km位走るのが習慣になりました。2023年の1月にもう少し長い距離を走ろうと思い、13km位を土日に続けて走った所、2週目で右足の半月板がおかしくなり、その後、2ヶ月位走れない時期が続きました。回復してからは、毎朝走りこむ距離を7kmに増やし、夏シーズンも休まず走り続けました。

2024年1月位に、ふとしたきっかけでこのタイミングで、大会に出てみるのもよいのではないかと思い、色々な大会を調べ始めました。一方で、土曜に13km、日曜日18km走った所、7km走る速度とほぼ同じ速度で走りきることができました。翌週も同じ距離を走った上で、これならハーフマラソンなら行けると思い、3/2の昭和記念公園で行われるランニング フェスタに申し込みました。申し込み時は既に大会まで1ヶ月を切っていました。

当日

この大会は昭和記念公園の開園が9:30からということもあり、他の大会のように9:00から開始という種目はなく、ハーフマラソンも11:00からでした。朝何かと遅れることが多い私にとっては、これは助かりました。最高気温は10度、最低気温は4度と走るには良い天候でしたが、朝駅のホームで、かなり強い西風が吹いていて、この風が向かい風なら走るのはキツくなりそうだと感じました。

ちょっとコースを歩いてみたかったので、昭和記念公園には、立川駅から歩いて、下の写真にある立川口から入りました。

昭和記念公園立川口

思えば、昭和記念公園は高校生の時に一度来た他には小学生の時に何回か来ただけで、ほとんど夢の中の記憶と混在している程忘却していましたが、この立川口に来たのは間違いなく初めてでした。そこから15分ほど歩いてマラソン受付に行き、引換証と交換にゼッケンをもらいました。近くに更衣室があり、流れに任せて行ってみると、既に大混雑で、皆さん若いランナーがかなり多いように感じました。大学生だけでなく高校生も結構いるようでした。そういえば、高校の時に、冬だけ短距離の陸上の練習に仮入していたのですが、ここで5kmを走らせられて地獄を見たことを思い出しました。。

わずかに空いていたロッカーに荷物を預け、硬貨が戻ってくる出口があったので、100円玉を入れて鍵を閉めて、鍵をもう一度開けて100円玉が戻ってくるか確認した所、戻ってきません。しょうがないので、もう一度、100円玉を投入し鍵を閉めて更衣室を出て階段を登ってゼッケンを取り付けようとした所、今度は、受付でもらったゼッケンを取り付ける安全ピンがありません。ロッカーまでの間に落としたかと思い、人が多い中、ウロウロ探した結果無かったので、またロッカーを開けて、新しい100円玉を投入するか迷ったのですが、結局、受付で新しい安全ピンをもらいました。

無事安全ピンを手に入れてから、競技の起点となるスタート地点に向かいました。

ランニングフェスタ - スタート・ゴール地点

この時点で開始20分前位だったのですが、その間は、ゼッケンを付けたり、ジェルを飲んだり、トイレに行ったり、軽く走ったりして、過ごしました。気が付くと、スタート地点に選手が集まっていることに気付き、行ってみると、ハーフに出場する人々でした。持ちタイムの速い順に前から詰める形のようでしたが、今回は、1時間45分前の標識は無かったように思えます。更衣室にいた速そうな若い人は、もっと短い距離や30kmに出場していたのかもしれません。私は、目安としては1:45、できたら1:40位行きたいと漠然と思っていたので、1:45のペースメーカーのすぐ後ろで号砲を待ちました。

号砲が鳴り開始すると、意外と1:45がゆっくりめなので、少し前に出て1:40のペーサーに付きました。ただ、それも少しゆっくりめなので、最初の1:095kmの間で1:40のペーサーより前に出ました。その前の1:35のペーサーは全く見えず、同じくらいのペースの人と6、8人位で群を成して進みました。

1つ気付いたのが、私は山登りなどは得意ではないので、自分では登り坂に苦手意識があり逆に下りは得意という意識がありましたが、私以上に登り坂でペースダウンしている人が多く、登り坂で私が抜かして、下り坂で抜かされるということが度々ありました。日頃のランニング コースに立川段丘が入っているので、知らず知らずの内に鍛えられたのかもしれません。

最初の1周(5km + 1.095km)が終わり、調子が良かったので集団の前に出ました。風がある時は集団にいた方が風除けになりますが、1周走った中では、風は大した影響はないように感じました。この日は確かに強風でしたが、このコースは公園内にあるため木が生い茂っており風を吸収してくれるため、シティマラソンなどと比べて風の影響は受けにくいのかもしれません。2週目の前半は落ちてくる前のランナーを数人抜かしながら1:35のペースメーカーに追いつくことを期待して走りました。思えば、ここがこのレースでの私の絶頂期でした。2週目のラストに来て、体の内臓の痛みも少し出てきており、左太腿の付け根も痛み出したため、ペースを落とすことにしました。1週目の集団にいた何人かに抜かれ、どんどん差が離れていきました。2周目がとにかく長く感じました。

2周終わった段階で、3周目はとにかくローペースで走り切り、4周目に余力を残すことにしました。練習では、同距離は少なくとも5分/kmで走っていたので、そのペースで走るだけの自信はありました。結果的に、3、4周目ともローペースになったものの、5分/kmまで落とすことはなく走り切りました。最後は、スパートを掛けていた1:40のペーサーにも抜かれ、ペーサーなのにスパートを掛けるのは卑怯だと思いました。ただ、終わってみると、1:40よりは早く、どうやら、そのペーサーは、周りの1:40付近のランナーを引っ張るためにスパートしていたようでした。

結果

5kmラップと結果

結果だけみると、1:40を切れたので大満足でした。練習では、大体、5分位/1kmで走ることが多いので、4分40秒ペースで走れたのは大きな収穫でした。ただし、ラップだけみると、1、2周目と3、4周目の差が大きく、やはり10km以上の練習やより速いペースでの練習を日頃からしていないと、ペースダウンしてしまうことがわかったことは今後の練習の参考になりそうです。